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2019.11.30
2019年11月26日~29日 兵庫県福崎町にて「シェフズ・イン・レジデンス」(福崎町主催、神戸新聞社・ノオト・PAGE企画)を開催しました。(※1回目ブログ)
「シェフズ・イン・レジデンス」とは、地域でレストラン開業を目指すシェフを対象とした実践的プログラムです。
講師として招聘する一流シェフとともに地域に滞在し、レストラン開業に向けての様々なノウハウを学びながら、独自の気候、風土、歴史の中で受け継がれてきた地域の食材に触れ、仕入れからレストランでメニュー提供までを行います。
地域で新しい食文化を創造する担い手の発掘・育成をするとともに、レストランに来店した一般消費者に地域の魅力を広く知ってもらう試みです。
今回の講師は蕎麦の名店「ろあん松田」の松田文武シェフをお招きしました。
参加した若手料理人4名は、3泊4日の日程で福崎町周辺の生産者を巡り、地域の食材を使ったオリジナルメニューを1日限定レストランでふるまいました。
福崎町の特産であるもち麦生産農家、西洋野菜を専門的に生産している農家、有機農業の実践者、外部に醸造を委託している酒米生産農家などを訪問。
山野草を摘み、福崎町産の新そば粉も仕入れて、いよいよ試作メニューつくりです。松田シェフの実技指導の下、オリジナルメニューを考案しました。
福崎町を訪ねるツアー(神戸旅行社)の参加者計24人のお客様がお越しになりました。
金剛城寺、柳田國男の生家や妖怪カッパの出る池、県重要文化財大庄屋三木家、10月にオープンした観光交流センターなどを散策して、いよいよメインイベントの昼食です!
今回テーマは”そば”と”山野菜”です。
「料理人にとっても食べる人にとっても身近にある山野草で料理を楽しめるということを実感してほしい」と松田シェフ。
福崎町産の新そばは風味豊か。野菜の味が濃くとても美味しい!
もち麦入りきりたんぽ、もち麦ぜんざいなど、すぐに福崎名物になりえるメニューも誕生しました。
前回と今回で、地域で開業するシェフの発掘・育成、近隣生産者とのネットワーク構築、食材の発掘に加えて、福崎名物になりえるメニューが開発できたことは大きな成果となりました。
地域性、季節性を五感で楽しめる「食」は、観光客のリピーター化のための重要なコンテンツです。
今後も福崎町の食コンテンツの磨き上げに継続して取り組んでいきます!
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株式会社PAGE 神戸オフィス
(神戸新聞社 メディアビジネス局)